どうもAR7030のオーディオが思わしくありません。

強めの局を受信すると音が詰まったような感じが不定期に発生する、という要は非常に聞きづらい状況になることがあるのです。

常にという訳では無い所が又イライラさせられるのですが、いずれにしても先日の記事に書いたように株式会社AORが、AR7030については修理依頼は受けられないとのことなので、残念ながら徐々に第一線からお引取り願うことになりそうです。

なので満を持して押入れの奥からICOMのIC-R75を出して机に設置しました。

この受信機は、平成21年にアペックスラジオで購入して以来、AR7030のサブとして置いておいたので、あまり使っておらず現状では、ほぼ新品状態です。

オプションで、フィルタとしてFL-257(3.3kHz SSBワイド用)と受信用DSPユニットのUT-106を装備しています。

久々なので使い方もだいぶ忘れていて、マニュアルを見て確認しながらの操作になっています。

このIC-R75は、国内メーカーで一般人が手の出せる通信機型短波受信機としては最後の砦でしたが、2年ほど前に生産終了となってしまいました。まだヤフオクなどで入手可能なようですが美品は、ほぼ新品価格程度になっていますね。

今後は、メインの受信機として大事に使っていくつもりですが、ただ最近つくづく思うのは、「すべては無常である。」ということです。

どんなに堅牢な受信機でもいつかは必ず壊れる。壊れる気配がなくても、ある日突然トラブルが発生する。

古い受信機をつかってのBCLは、このことを肝に銘じて、その日が来てもうろたえないようなそんな自分になりたい。(何言ってんだ俺?)