「ごきげんよう さようなら。」と言って、今朝イラン・イスラム国際放送(IRIB)日本語最終放送の再放送が終了しました。

約20年間続いた日本語放送の最後にしては、あまりにあっけない終わり方で、ちょっと驚きました。

もしかしたら特別放送的な、想い出を語る回になるのかなと思っていたのですが、放送開始冒頭に「今日で日本語放送は最後です。」という一言があったのみで、あとは全く通常通りの放送で、最後に「ごきげんよう。さようなら。」でした。

IRIBの方針として、ラジオよりもWebを重視していく、という流れの一環としての日本語放送の終了だったようなので、IRIBとしては別に日本との関係がこれで切れるわけではなく、今後はWebで情報発信していきますよ、ということなのでしょう。

確かにIRIBの日本語サイトを見ると、かなりしっかり作られていて、片手間に作っている感じではありません。

IRIB日本語サイト

ただ私は、今まで週1~2回程度、この日本語放送を聴いてきましたが、今後その代わりにWebを見るようになるかと言えば、たぶん全く見ないでしょう。

数少ない貴重な日本語放送の一つを拝聴している、と言うことであり正直イランへの特別な思いがあったわけでもないので、私の中でのイランとの関係もこれで終了かなという感じです。

ラジオからWebへと言う流れは、ここ20年くらい世界的な流れで、その中ではIRIBは頑張ってくれた存在でしたが、非常に残念です。

まぁ、今更ここで、こんなこと言ってもしょうがないですけどね。すいません。