BCLを長年やっていれば、誰にでも印象に残る受信の思い出が、いくつかあると思います。
私の場合、その一つに2008年のラジオセントヘレナの受信が挙げられます。
ラジオセントヘレナは、1990年から2009年まで途中5年間の中断を挟んで全部で12回、毎年一度の放送が行なわれていました。
セントヘレナ島は、南大西洋のアフリカ大陸と南米大陸の中間の絶海の孤島のような所にある島で、そこからの年一度の放送は、セントヘレナデイとして、BCLにとってのお祭りのような存在でした。
特に2008年の放送で印象に残っているのが、同じ時間に受信していたBCL達が影山OMの掲示板に受信状況をリアルタイムで書き込みながら、さながらtwitterのタイムラインのように、コミュニケーションを取って受信をしたことでした。
この時は、「おーっ、これは新しいBCLの形だ!」と一人興奮したのですが、残念ながらこのように掲示板が盛り上がったのは、私の印象ではこの時一回だけだったようです。
結局、セントヘレナデイは、2009年を最後に資金の問題で、今に至るも復活はしていません。
BCL達の寄付で何とかなるものならば今一度復活を願うのは、私だけではないと思います。