私は現在エアバンド受信用には、ApexRadioの303WA-2を使っていて割と良好に受信できますが、本来このアンテナは中波、短波用なので性能的には今一つでもあります。
昔はプリアンプ内蔵の広帯域アンテナを使っていたのですが、もっと気楽に使えるパッシブタイプのアンテナを探してみたいと思います。
そこでベランダなどに固定して使えるエアバンド用のアンテナをとなると現状では候補となるのは3つしかないようです。
調査も兼ねて紹介します。
コメット AB-380
- 受信周波数 VHF:108~140MHz UHF:220~400MHz
- 全長:1.17m
- 重量:520g
- コネクターM型
長さが1mちょっとの棒(バーチカル)タイプ。VHFとUHFの両エアバンド対応です。見た目も出っ張りとかなく、地味なので目立たない感じです。
コメット DS747PRO
- ディスコーン型アンテナ
- 受信周波数108~900MHz
- 全長:0.84m
- 重量:1.88Kg
- 開口部直径:1.35m(傘の大きさ)
- コネクターM型
長さ自体は1m以下で短いもの、傘の骨のようなエレメントが見た目ちょっとインパクトがあります。受信域が900MHzまでとほぼ広帯域アンテナと言って良いタイプです。
第一電波 D777
- 受信周波数:120MHz帯及び300MHz帯
- 全長:1.7m
- 重量:1.0Kg
- コネクターM型
AB-380より少し長いバーチカルタイプですが、後端にしっぽのようなエレメントが3本生えています。DS747PROほど目立ちませんが、長さもあって、ちょっとインパクトあるかも
どれを選ぶ?
広帯域アンテナを含めれば、もっと種類はあるのですが、VHF及びUHFのエアバンド専用の固定アンテナとなるとこの3本くらいでしょうか。
値段は、ほぼ同じレベルなので迷いますね。
性能の比較はわかりませんが、いずれもパッシブタイプなのでそれ程違うことはないように思います。経験的にはアンテナは長い、大きい、派手なものが性能も良いのですが、その選択基準でいくと
DS747PRO > D777 > AB-380
となりそうですが。自宅のベランダに使う場合、破れ傘タイプのDS747PROはちょっと抵抗ありますね。
結局、一番地味なAB-380を選びそうです。
コメント
謹賀新年
コメントは2度目のてらさんと申します。
以前は時計絡みでコメントさせていただいてます。
旧年のコロナによる生活様式の変化・・タケリュウさんはいかが
お過ごしでしょうか?
話は変わりますが、SONYが短波ラジオの製作から撤退するという話を
ネットで知り、(そういえばSONY損保とかやってたな~)でSONYはこれから
どうするの?という寂しい思いと、短波ラジオがネットで高値で売り出されている事に
ビックリしていました。
そんな中、中古でICF-W11というモデルを4400円で入手しました。
現在住んでいる家では中々短波の受信が難しいみたいです。
アンテナの記事を参考にさせていただいています。
BCLの放送時間の表もありがたいです。
中学のころは200円ほどで月刊誌でしたでしょうか?
「短波」というのもありましたが・・・
しかしながら、いろんな機種をお持ちでいらっしゃるのですね。
アンテナ設置で転落とかなさいませんようにご注意下さい。
2021年が良いお年になりますように!
てらさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
SONYがかつてラジオ大国だったことなど、遠い昔の話しになってしまいました。
ICF-SW11のようなアナログラジオは、新品では全く存在しなくなってしまいましたね。
個人的には、短波受信は「受信環境5割、アンテナ3割、受信機2割」かなと感じています。
正体不明なデジタルノイズが囲まれた環境だと、アンテナや受信機を揃えても中々受信は難しいですね。
100V電源ではなく、電池で受信すると少しマシになったりもしますけど。
「短波」は、私も愛読していました。
手元に何故か1冊だけ残っていますが、ページ数が薄めでしたが、中身は熱い雑誌でした。
今年はのんびりと少しずつラジオ受信を復活させようと思っていますので、よかったらまたコメント下さい。