何だか、最近三才ブックスの本を立て続けにkindleで読んでいたのですが、この「ラジオマニア2018」は、まだkindle化されていないので、書店で衝動的に購入してしまいました。
興味を引く特集記事等がいくつかあったので簡単にレビューします。
欧州の短波ラジオレビュー
ヨーロッパのラジオと言えば、昔はWRTHやPassport to Worldband Radioにレビューが載っていたように思うのですが(ただ具体的なメーカー名は思い出せません。)、今や日本と同じで本格的な短波ラジオは、ほぼ存在しないようです。
この特集で掲載されているのもなかなか個性的ではあるけど、まぁローカル局のリスニング用かなと思わせるラジオが並んでいます。
メーカー名も聞いたことのないものばかりで、もしかしたら中身は中国製かなとも思いました。(というか、そうなんでしょうね。)
ただデザインは、日本で見るものとは大分違うので、見てるだけで楽しいものです。
EX5狂想曲
EX5とは、SONYのICF-EX5MK2のこと。
私もよく知らなかったのですが、SONYが、このICF-EX5MK2をはじめ、海外短波放送受信重視のラジオ及びアンテナを今年になって立て続けに、販売終了してたんですね。
AmazonでICF-7600GRが、10万円を超えていたり、ICF-EX5MK2が4万円を超えていたりしているのを見て何が起こっているのかと思いましたが、その事情がわかりました。
人間手に入らないとわかると、急に何が何でも欲しくなったりしますからね。
これらのラジオをOEMで製造していた秋田県の十和田オーディオという会社も気になります。
なにやら”AIWA”ブランドをSONYから買い取ったとのことなので、AIWAブランドでSW7600GR辺りがが復活したら、買っちゃいそう。
国内放送局データ集
地味に良いなと思ったのが、別冊付録の国内AM、FM放送局のデータ集。
各局の、自主制作番組名と放送時間が書かれているのが便利そうと感じました。
せっかく地方局を聴いていても他局制作の番組ではなんだかガッカリですからね。
まとめ
最近読んだBCLバイブル、受信バイブル、ラジオマニアと3冊ちょっと似た雰囲気の本を読みました。
それぞれ重なる部分はありつつも、短波放送受信重視、国内放送受信重視、国内放送コンテンツ重視とカラーの違う3冊で楽しむことができました。
3冊買うと結構な値段ですが、少し時期を遅らせてkindleの読み放題などを絡めるとお得に読めると思います。