今ではスマホカメラでも結構良い画質で撮れますが、もう少し良い画質でとか、かっこいいボカシを付けてみたいとか考えると、どうしても上級のカメラが欲しくなってきます。
今、Amazonなどでカメラ関連の本を検索すると一眼レフカメラに関するものばかりです。
でも一眼レフカメラは、万人にとって使い易いカメラとは思えません。
私自身もミラーレスの一眼レフを一台持っていますが、今現在使っているのは、コンパクトデジカメ(通称コンデジ)と呼ばれるカメラのみです。
今日は、私の手持ちのミラーレス一眼レフとコンデジを比較して、
普段使いのカメラとしては、いかにコンデジが優れているか
を書いてみたいとおもいます。
コンデジの優れている点
コンデジの優れている点は、何と言ってもその小ささと軽さです。
私の所有しているコンデジは、CanonのG9Xという中級クラスのコンデジ、
一眼レフは、SONYのα5100という初級クラスのミラーレス一眼レフです。
いくら優れた性能のカメラでも、持ち歩くのが苦痛になるカメラでは、普段使いのカメラとしては失格だと思い、コンデジもミラーレス一眼レフもできるだけ軽量のものと言う観点で選択しました。
その軽量のミラーレス一眼レフの中でも、できるだけ軽いものと思って選択したのがα5100でした。
ただ確かに小型軽量なのですが、ショルダーバッグの中に気軽にいつも入れておけるかと言いますと、正直これでも重くて大きいです。
改めて重さを計ってみるとSONY α5100は、標準レンズと電池込みで390グラム。
(ちなみに、Canon G9Xは、電池込みで205グラム。倍近い差があります。)
中級機以上の一眼レフだと軽く1キロを超えるので、それに比べると格段に軽いのですが、通常の持ち物にプラスしてとなると、390グラムというのは結構重いです。
それと気になるのが、その大きさです。
コンパクトと言っても、どうしてもレンズの部分の出っ張りが邪魔です。
コンデジだと電源をオフにするとレンズ部分が引っ込むのですが、一眼レフではそうは行きません。
Canon G9Xと比較してみると、その大きさは歴然です。
これだけ大きさが違うと、バッグの中に入れたときのスペースのとり方は、だいぶ違います。
小ささと軽さ、と言う面ではコンデジの圧勝です。
ミラーレス一眼レフの優れている点
これは、当然、その画質つまり出来上がり写真のキレイさです。
通常、一眼レフとコンデジでは撮影素子の大きさが違います。
撮影素子とは?
撮影素子とは、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する部品です。
そしてその撮影素子の性能は、その大きさつまり面積と比例します。さらに面積は、カメラの値段とほぼ比例します。
ミラーレス機に使われるのは、APS/C型と言われるものが多く使われ、コンデジでは値段に応じて、1型、1/2.3型等々いくつかの種類があります。
ちなみにそれぞれの撮影素子の面積はAPS/C型は373㎟、1型は116㎟、1/2.3型は38㎟とかなりの違いがあります。
デジカメの出来上がりのキレイさ具合は、突き詰めてしまえば撮影素子の大きさとレンズの品質で決まります。
SONY α5100はAPS/C型、Canon G9は1型で、その撮影素子の面積が3倍ほども違います。又レンズ交換の出来るSONY α5100と出来ないG9ではガチの勝負は難しいです。
ブログに載せる小さめの写真であれば、その違いは殆どわかりませんが、高解像度にして画面いっぱいに表示すると違いが見えてきます。
ただ私のPC環境(17インチと13インチのノートPC)では、言われなければわからない程度の違いしかありません。(私の撮影の腕の問題も大きいと思いますが)
まとめ
デジカメをどのような用途で使うかで当然結論は変わりますが、出来上がりの画質によほどこだわるのでなければ、コンデジで十分だと思います。
例えば、プリントして作品として残すとか、コンクールに出品することを視野に入れるならば、一眼レフの方が良いでしょう。
それと最近ではスマホのカメラもかなり高性能になってきているので、それとの差をだすためにも、
コンデジの中でも売価4〜5万円程度の中級コンデジをお薦めします。
私がCanon G9Xを選んだ理由につきましては、又回を改めまして。