最近は、気楽にラジオを楽しめるPL-680を使って英語放送や国内中波を聴くことが多くなっています。
電源はEvolta単三電池を使っているのですが持ちも良く、電源ラインからのノイズの影響も受けず不快ノイズも少ないように感じています。
ただ、2年近く使っていてちょっと気になるのがフェージング時の音声が若干不自然な所です。
フェージングと言うは、電波状態により受信音声が波のように大きくなったり、小さくなったりを繰り返す短波受信では、よくある現象です。
PL-680では、受信音声が小さい波になった時に音が詰まるというか不自然に小さくなる傾向が見られるのです。
この受信機はDSP受信機ではなく音声はアナログ処理をされているはずですが、何となく一昔前のDSP処理のような不自然さを感じるのです。
浅いフェージング時はあまり気になりませんが、深いフェージング時にはちょっと聴きづらくなります。
今朝の9790kHzのラジオ・ルーマニア・インターナショナルなどは割と深めのフェージングなため、この現象が顕著になります。
音声処理では、帯域幅をナローにした時も若干の聴きづらさを感じるときがあるので、このラジオの弱点と言って良いのかもしれません。
音自体は低音が効いていて好きな音なのですが、ちょっと残念な所です。
コメント
初めまして。
この症状は故意的に設定されています。
通常のAGCは信号強度が下がった時にゲインを上げるので、フェージングの谷は雑音が大きくなります。これを嫌ったのか、信号強度が下がった時にゲインを下げています。逆AGCですね。
ある程度強い信号に対しては問題ないですが、弱い信号の場合余計に聴きにくくなります。
私も非常に不自然に感じたので通常のAGCに改造しました。
雑音の中から弱い信号を聞く耳フィルターを持っている方々には不要です。
改造方法はネットに出ています。
タケウチさん、こんにちは。
そんな設定になっているんですか。知らなかったです。
ただし改造はやめておきます。以前NRD-345の改造をしようとして病院送りにしてしまったほどの不器用なので。
ご教授ありがとうございました。