最近は、AM放送を聴くのはradikoで聴くかFM補完放送で聴くことが多く、ラジオで聴くことが減ってしまいましたが、やはりラジオ好きとしてはできるだけラジオで聴きたいと思うわけです。
ところが、PL-680には外部アンテナ端子が付いているのですが、これは短波とFMでしか効果がなく、中波に関しては効果なし。
そこでPL-680でも外部アンテナをつなげてAM放送を聴くために、ApexRadioの中波受信用の小型アンテナカプラー(50CPL-AT)を買ってみました。
大きさは、5cm×4cm×2cmの大きさで、信号減衰用のアッテネータつまみが一つ付いているだけのシンプルな製品です。
中は開けられないようになっていますが、たぶんコイルとボリュームが入っているだけでしょう。
自作派であれば、自分で部品を集めて製作する所でしょうが、面倒くさがり&不器用の私に、こんなにコンパクトに作れるとは思えないので、ApexRadioの製品を購入しました。
本体への接続はBNCジャックを使いますので、同軸ケーブルを使っていない場合、利用には、ひと工夫というかひと工作が必要になってしまいます。
私の場合は、アンテナからはM型コネクタを使っているので、M-BNC変換コネクタを挟んで接続しています。
接続した後は、本製品をラジオに内臓されているバーアンテナに近づけてやるだけです。ラジオに直接接続はしません。
バーアンテナがどこにあるかわからなくても、ラジオの近辺で感度最良になる所を探してやればOKです。PL-680の場合、本体裏面の中央の辺りが最良でした。
私の自宅の場合、内臓バーアンテナだけだとTBSや文化放送と言った強力局でもかなりノイズが載ってしまうのですが、これを使うとほぼノイズが無い状態まで改善されます。(ちなみにアンテナは、303WA-2です。)
近所に強力な局がある場合は、アッテネータで信号を減衰できますが、私の場合は必要ないようです。
とても簡単に外部アンテナを中波用アンテナ端子のないラジオにカップリングすることができて、非常に便利な小物です。
ただ、あまりに小さくて軽いため裏面に両面テープなどを貼って固定しないと、同軸ケーブルに振り回されて、あらぬ方向に飛んで行ってしまいます。
TECSUNをはじめ、DEGENのラジオなどの外部アンテナが中波に対応していないラジオをお持ちで、外部アンテナを使っている方は、一個持っていても良いのではないでしょうか。