WRTH 2022をもう少し眺めてみました。
恒例のレビューで取り上げられている受信機は、5機種でその総合評価は、
- ICOM IC-705 ★5つ
- Sangean ATS-909X2 ★5つ
- Tecsun H-501 ★3つ
- Tecsun PL-330 ★4つ
- ATS25 Si4732 ★3つ
日本製1機種、台湾製1機種、中国製2機種、不明(中国製?)1機種と東アジア製で占められていました。
4機種は知っているものですが、謎なのはATS25で、WRTHではメーカーがATS25となっていますが、ATS20という機種もあるので、メーカー名ではないようなのですがよくわかりません。
どうやらSi4732というDSPチップを使った基板セットに、どこぞの会社がカラー液晶とケースを付けて売っているようです。
Amazonで”ATS25”で検索をかけるとやたらたくさんヒットします。値段が1万円台から5万円台とムチャクチャな値付けになっていますねぇ。
カラー液晶と大きなダイヤルのインパクトが強いので結構カッコよく見えますが、基板自体は5千円程度で売っているものなので性能はあまり期待できそうもないと思うのですが、WRTHでは微妙ながらも、まあまあの評価になっているようです。(一覧表ではTECSUN PL-680と全く同じ評価になってる!)
なんか記事を書いているうちに、ちょっと欲しくなってきてしまいました。
買いませんけどね。
ところで、WRTHがこれで最後と言うのは、本書の巻頭で編集責任者の方が、「当社が作成および発行する WRTH の最終巻になります。」と述べられているので間違いないとは思いますが、WRTH online では、全くそのことについて触れられていないんですよね。
確か昔はデンマークの会社から発行されていたのが、今のイギリスの会社に変更になったという経緯があったので、また別の会社から発行される可能性もあるんじゃないかなぁ、なんて期待するのですが。