久々にAmazonでPL−680の在庫が復活したのですが、レビューを読んでみるといくつかのマイナスポイントについて書かれています。
その多くはこのブログでも過去に紹介したことがあるので、その対応についてまとめてみました。
Amazonレビューに書かれていたマイナスポイント
日本語の取扱説明書がない。
付属しているのは中国語の説明書のみです。これについても現状ネットで探しても出てきません。
ただPL-660の日本語説明書は存在していて機能的にはほとんどPL-680と変わらないので、これで用は足ります。
ただ、やはりできれば専用の日本語説明書は欲しいところです。
受信周波数がズレる。
もうこれは致命的です。結論を言えば調整することができるのですが、私自身この現象が分かった時は愕然として、2万数千円をドブに捨てたかと思いました。
正確に言うと、通常時はズレていないのですがフィルターの選択幅を狭帯域にすると、ズレてしまうというものです。
その後、ブログ読者の方から教えていただき問題を解消することができました。
設計、製造の問題ではなく出荷調整の問題だと思うのですが、ただ、やはりこれはダメです。機器メーカーとしてここはしっかり調整してもらいたいです。
エアバンド受信がそれなり。
機能紹介でもエアバンドが受信機できるということがはっきり書かれていて、専用ボタンもあるのですが、完全におまけ機能だと思います。
感度、使い勝手共にあまり実用的ではありません。
この機能については無いものと思って、割り切った方が良いでしょう。
革製ケースが使いにくい。
まあまあな高級感あふれる革製(たぶん合成皮革)ケースが付属しています。ただこのケースは、完全に移動用のケースで中に入れてしまうと操作することはできません。
どうせなら昔のラジオのような革製のカバーなら良かったのに、と思います。
ケース自体は割と立派に出来ているので人によっては役立つかもしれませんが、私は全く使っていません。
まとめ
以上、Amazonのレビューに載っていたネガティブな所だけ取り上げてみました。
ただこのラジオ、時間が経つほど愛着が出てきて良いラジオだなと感じるこの頃です。
性能的にもデザイン的にも、突出した所はありませんがバランスの取れた高級ラジオではないかと。
個人的には先日紹介したSONYのICF−2001からICF−7600の流れの後継ラジオのように感じています。
あとはこの記事で紹介したマイナスポイントが解消されることをTECSUNさんに望みます。
特に、周波数ズレはラジオとして致命的な問題なので、是非きっちり調整して出荷して欲しいものです。