昨日レビューしたラジオマニア2018で書かれていたように、ついにSONY が、ワールドバンドラジオと呼ばれていた海外短波放送受信を重視したラジオの販売を終了してしまいました。

短波が受信できるラジオすべてを終了してしまったわけではありませんが、BCL向けのラジオはなくなってしましましたね。
ついでに、私も昔使っていたAN-12などのアンテナも終了です。

終了したのは、今年の3月頃だった様ですが、今や最後のワールドバンドラジオとなったICF-EX5MK2やICF-SW7600GRは、新品ばかりか、中古でもすごい価格になっています。

私自身はSONYのラジオは、スカイセンサー5800しか使った事がないですが、手元にあるムック「BCLラジオカタログ」のSONYのページを見ていると昔欲しかったラジオばかりです。

ライバルの松下電器のラジオと比べても、特にそのデザインのカッコよさが一歩リードしていたように思います。

高校生当時あこがれた、大型ラジオのICF-6800なども今見てみると機能的にはデジタル表示であること以外、特にすごい性能と言うわけでは無いのですが、とにかくデザインが良い。

その他、当時「もう、これはラジオでない」とまで思ったボタンだらけのICF-2001、超豪華ラジオICF-SW77、今の中華系ラジオのデザインの原型とも言うべきICF-7600系列のラジオ達。

この伝統が終了してしまったのは、本当に残念です。

我が家でもSONYのラジオはなく、SONYの製品と言ったらカメラが1台あるっきりになりました。

一縷の望みがあるとしたら、ICF-EX5MK2やICF-SW7600GRをOEM製造していた十和田オーディオが”AIWA”のブランドをSONYから買い取ったとのことなので、AIWAブランドで新たなラジオが再登場なんてことでしょうか。

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