先日、中華ラジオ購入を検討して、TECSUNのPL-880にだいぶ傾いているという記事を書きましたが、結局880ではなく、PL-680を購入しました。

PL-880ではなくPL-680にした理由

音質が良く、レビューの評判も良いPL-880とどちらにするか、だいぶ悩みました。途中、こうなったら両方買うか、などとも考えましたが、できるだけ部屋に物を増やしたくないという思いが勝ち、結局680にしました。

はっきり言って決定的な理由は、ないのですが、880で引っかかったのはバッテリーでした。880で使う電池は18650というリチウムイオン電池を1本使うようになっているのです。

18650電池と言うのは、初めて知ったのですが、海外ではそこそこ知られている規格のようです。単三電池よりもふた周りくらい大きくて、容量が2600mAhと大容量電池になっています。

ただ、私はこのラジオを外に持ち出して使いたいと思っているので、このラジオを買うと、ACアダプタを持ち出すか、専用の充電器を買って、それを携帯しないと駄目なわけです。

そうじゃなくても、充電関連のケーブル、充電器が多いのに、これ以上持ち物を増やしたくないという思いが強かったので単三電池(充電電池 EvoltaもOK)が使える680に決めました。

それと手持ちのDEGEN DE1103と比較してみたいという気持ちもあったので、880だとちょっとクラスが違うかなということもありました。

ファーストインプレッション

事前に結構色々なレビューを読みましたし、YouTubeで880との比較動画なども見ていましたので、手元に来た680は、大きさ、重さ、質感共にだいたい予想通りな感じでした。

大きさは、DE1103よりも一回り大きく、重さは電池込みで585グラムでした。(DE1103は、485グラム)

見た目もちゃちな感じもなく、悪くないです。高級感はありませんが、値段的に当然でしょうか。

スイッチ類の押した感触も、カッチリしていて好印象です。ただ、正面パネル右側と左上側のスイッチが結構小さいので、若干の押しづらい感はあります。

右サイドのダイヤル群の動きもスムースで全く問題なし。

気になる点もいくつか

第一印象は、非常に良い680ですが、いきなり問題が発生。それは、日本語のマニュアルがない。付属しているのは、中国語のみ。

中身を見ると全30ページで、色々と役立つことが書いてあるような、しっかりとしたものなのですが、やはり全く読めません。

とりあえずFM帯の周波数下限をデフォルトの87MHzから76MHzにしたいのですが、やり方が全くわからず。

ネットを探しても、680の日本語マニュアルはなく、とりあえず660の簡易マニュアルは見つかったので、それで最低限の操作方法はわかりましたが、フル版マニュアルの日本語版は是非欲しいです。

それと卓上にスタンドを出して、設置した場合ロッドアンテナを出すとまっすぐ上には向かず、60度くらいの角度がついてしまいます。ラジオ本体自体には、上を向けるための切り込みが入っているのですが、それがあと5ミリ足りないので、角度が付いてしまいます。

これは設計ミスかなぁ。致命的ではないけど残念。

使い勝手やDE1103との比較は、また後日