今やアマチュア無線局にも時計設置の義務はなくなり、時計と言うものが特別な存在だったのは遠い過去になってしまいました。

でも、ある程度の年代以上の方たちにとっては、やはり時計は何か特別な存在なのではないでしょうか。

小学生くらいの頃は、置き時計でも腕時計でも、どこか憧れを持って眺めていたように思います。

特に私は、手巻きの機械式時計に対する思いが強くあり、今でも懐中時計1ヶと腕時計3ヶを所持しています。

受信機の横には、液晶のデジタル時計が置いてありますが、目の前には、懐中時計がぶら下がっていて、カチカチと結構な音で動いています。

いわゆる鉄道時計というものですが、手元にあるのは昭和39年の刻印のある私と同じ年齢のものです。殆どアンティークに近いシロモノです。

6年前に4万円の値段で購入。

この手の時計は、ヤフオクなどでもっと全然安い値段でも売っていますが、私のはプロの時計師の方にオーバーホールして頂いたものだったので、結構高い金額となりました。

自分と同じ年月を経てきている機械式時計と言うだけで愛着も一段とわいてきます。

機能としてだけ考えれば、クォーツの時計に及ばない機械式時計ですが持っているだけで、或いは眺めているだけで満ち足りた気持ちになれるのは、古い受信機も同じ感じがします。

今後もたまーに、時計の話し、特に古い時計の話しをさせてもらいます。