先日、ALA-1530の簡易メンテナンスを行ったばかりでしたが、今日もまた風が吹くと「ザザッ、ザザッ」とノイズが入るようになってしまいました。
ただ、先日の調査で屋外プリアンプとループ部分をつなぐ5cm程のケーブル部分がノイズの元だと見当がついたので、再びアンテナを下ろしてメンテナンスを行いました。
すると、どうも購入元のJACOM作成の取扱説明書の取り付け図に記載されたやり方ではうまくないような気がしてきました。
取扱説明書では、屋外プリアンプ部から出ているケーブルを屋外プリアンプに近い箇所の穴にねじ止めするようになっています。
問題点の一つ目は購入時の付属のネジだと、穴にしっかり接触しないと思われることです。
付属のネジは、ネジ部分にテーパーのついた、木ネジっぽい形状のものなのですが、これがまず接触不良の元のように思います。
それと二つ目としてプリアンプ部に近い部分の穴へのネジ止めだと、アルミニウムのループ部にしっかり接触しているのかイマイチ不安です。
そこで、その横のループ部に開いている穴に手持ちのネジで5cmケーブルを接続してみました。
すると突如として、今まで経験したことのないようなノイズレスな受信状態となりました。
しばし、呆然とすると共にどうやら私は購入から約2年間、本来の性能を発揮することなくこのアンテナを使っていたことに、ガッカリしてしまいました。
たしかに取扱説明書でもその表紙をみると、そこではループ部に直接ねじ止めしているのがわかります。
製品改良した際に、接続箇所を変更することにしたのかもしれませんが、もう少し早く気づくべきでした。
元の穴は別のネジを入れて塞いで、しばらくこれで使ってみることにしますが、たぶんこの方が確実だと思います。
もしALA-1530を使っているのに、ノイズが多いなぁと感じている方がいましたら参考にして下さい。