現在、我が家の受信用アンテナは、WELLBROOKのALA-1530s+ApexRadioの303WA2の2本体制で運用しています。

ここ数日この2本のアンテナの比較をしているのですが、ちょっとビックリの結果となっています。

私としては、当然ALA-1530の方が圧倒的に優位と思っていたのですが、どうもそれほど大きな差がない、どころか状況によっては303WA2の方が、聴きやすかったりしています。

この2本は、受信アンテナとしての性格がだいぶ違っています。

ALA-1530は、アクティブループアンテナで指向性有り、303WA2は、パッシブアンテナで指向性なし。

ALA-1530は、内蔵の差動増幅回路でノイズを積極的に除去する働きがありますが、303WA2は、積極的なノイズ除去や信号増幅の働きは、ありません。

ですので、単純な比較は難しいのですが、我が家のような原因の特定しきれないノイズの多い受信環境ですと、どうしてもノイズまで増幅してしまうALA-1530が、不利な状況が発生してしまうようです。

今後、もっと詳しく比較をしてみようと思うのですが、予想以上に303WA2が優秀なことに改めて驚いています。

10年近く前に購入しておいて、今まで何をやっていたのか呆然としてしまいます。

ただ、Sメーターで見ると、信号そのものの強さは、圧倒的にALA-1530の方が上ですし、基本的にはALA-1530の方が了解度は、上です。

しかし周波数なのか方位なのか局によっては、303WA2の方が聴きやすいという状況があります。

短波帯だけでなく中波帯でも、比較をしてみるつもりですので、お待ち下さい。