昨日、AR-3000で航空無線を聴いた時に、メモリにいくつかの周波数を記憶させたのですが、電源を抜いた途端にすべて消えてしまいました。
そう言えば、この受信機にはどこかに設定を記憶するための電池が内蔵されている、と言うのは知っていたのですが、今まで一度も交換したことがありませんでした。
「試しにやってみっか。」と軽い気持ちで始めたところ大変でした。
結論から言えば、もう二度とやりたくないです、と言うかもう二度と交換できないかもしれません。
この受信機の製造設計なのか基盤設計なのかをした人は、何故あのような電池の設置の仕方にしたのでしょうか。一般ユーザーは手を出すな、と言うことなのでしょうが今となっては、ユーザーがやるしかありません。
詳しいやり方は、ネットに出ていますので、ここでは書きませんが、上ふた、下ふた、前面パネル、前面基盤、すべてをはずした上で、ハンダでがっちり固定されているコイン電池(CR2032)をはずさなければなりません。
しかしこのハンダがはずれない、はずれない。40Wの半田ごてでは、びくともせず、最終的には半ば引きちぎりました。
そこに絶縁のために細いビニールテープを巻いた新品のコイン電池をハンダ付けするのですが、これが又やりづらい。最終的にはビニールテープで基盤に押さえつけてやりました。なのでその内、はずれるかもしれません。でもジャンク寸前の受信機ですので、いいです。
とりあえずメモリー機能は復活したので結果オーライです。
もう今更AR-3000の電池交換をしようという方は、いないと思いますが、実行する時はネットで実際やった人の記事をよく見てから行うことをお勧めします。
私は未だに、あのハンダ付けされた電池をどうはずせば良いのかわかりません。