自宅の机の上で使っているTECSUN PL-680ですが不満の一つに、はずせないストラップがあります。

はずせないストラップ

日本のラジオやハンディー受信機の場合、ストラップは本体とは別に添付されていて必要に応じて自分でくくり付けるようになっていることが多いですが、TECSUNやDEGENのラジオの一部はストラップが本体からはずせないようになっています

外に持ち出して使う際には便利かもしれないストラップですが、自宅に置いて使う場合結構邪魔というか目ざわりに感じてしまうのは私だけでしょうか。

まぁ、紐なのでハサミで切ってしまってもいいのですが何かスマートではないので、どういう風に固定されているのかを確かめる意味で、筐体を開けてはずしてみることにしました

尚、ラジオの筐体は開けてしまうと保証対象外になったりしますので、以降は自己責任でお願いします。

手順としては以下の通りです。

  1. 裏面の四隅に4つのネジと電池ボックスの中の2つのネジの計6個のネジをはずす。 この時ネジは結構固く締まっているのでネジに合った+ドライバーを使うことが必須です。たぶんJIS規格No.1のドライバーだとピッタリだと思います。くれぐれもネジ山を舐めないように。舐めてしまうと取り返しがつきませんので。

    JIS規格 No.1 軸長75mmのドライバー(1-75)
  2. 下面の丸いシールをはがす。封印シールだと思いますが、転売するつもりがある方はここで止めましょう。
  3. 本体の上面側からゆっくり丁寧にはずすと、前面パネルがはずれます。前面パネルと裏蓋は2本のスピーカーコードでつながっているので、ぶっちぎらないように注意します。
  4. ストラップ部分を見ると端っこのプラスチック部品に挟まれているだけのようなので、小型のマイナスドライバーで隙間を作ってストラップを引っ張ります。尚隙間を作るとき力を入れすぎるとプラスチックの部品が割れてしまうので慎重に、かつ隙間は小さくで大丈夫です。

    ストラップは挟まっているだけ
    ストラップは挟まっているだけ
  5. あとは逆の手順で前面パネルを取り付けて、ネジを締めれば終了です。

締める前に中身をしげしげと見てみるとテンキー横にボタン電池と思われるものがあります。時計とメモリーの保持用でしょうね。

また基板を見ると”PL660″の文字が。基板はPL-680とPL-660で共通ということですね。

以上で個人的には邪魔だと感じていたストラップがはずれとスッキリしました。

すっきり!

ただもう一度ストラップを取り付けようとすると若干面倒くさそうなので、後悔しそうな方はやめておいた方が良い作業でした