先日、TECSUN PL-680を購入した記事を載せましたが、その後色々いじっていると、どうも動作がおかしい所が出てきました。
帯域幅を狭帯域にすると周波数がずれる
このラジオは、AM帯域幅を広帯域と狭帯域に切り替え可能なのですが、広帯域で受信していて、狭帯域に切り替えると放送が聞こえなくなる現象が出ていました。
どう言うことかと思っていたら、周波数を2kHz程下にずらすと受信できるのです。
ただそれもどうも狭帯域にした時に、感度が落ちているような気もします。それと併せて同期検波についても、どの周波数に合わせて良いのかよくわかりません。
同期検波については、またUSB側とLSB側で感度が違うような気もします。
今も混信、フェージングのない韓国KBSの日本語放送を受信させているのですが、USB側の同期検波にすると、明らかにLSB側とは効き方が違う音になります。
たぶんここら辺の事象は、設計どうこうと言うより調整が、しっかりされていない印象を持っています。
そう思って、Amazonのレビューを見てみた所、同じような事象が報告されてもいるレビューがあり、私のものだけではないようです。
同じTECSUNの商品で機種によって調整がしっかりされているものとされていないものがあるとは、どうも理解できません。
製造している工場が機種によって違っていたりするのでしょうか。
その他の部分については、特に不具合はないと思われますが、狭帯域受信機能と同期検波がうまく機能しない、というのは非常にがっかりです。
また、Amazonでは、この機種自体が在庫切れで入手ができにくくなっている状況を見ても、あまりオススメできる機種では、ないように思います。
AMやFM、強力局は、問題無く受信できるので、通常使用では気にならないのですが、かなり残念です。